2018.04.08
大間トリビア:大間には、マグロの供養塔がある!
伝説のマグロ漁師・浜端アニが生きていた時、こんなことをしゃべっていた。「マグロさモリ刺すどぎ、こっちばギロっと睨むんだで!」って。漁師たちは、マグロにトドメを刺すまさにその瞬間、命をいただくことの重みと感謝を、噛みしめてるんじゃなかろうかと、わいは思っている。
して、この供養碑は「八大龍王殿(通称:龍神さま)」にあります。目の前の津軽海峡は「宝海」と呼ばれ、マグロに限らず海の恵みいっさいがっさいの命をいただいて、われわれは生かされておる訳なので「魚鱗(ぎょれい)一切」の供養塔なのです。先日、新造船のお祝いをした新栄丸@初セリいぢばんマグロが、この供養塔をモチーフした大漁旗を飾っていたということで、龍神さまの春の祈願祭の話題をさらってました。いつもより余計に、みんな、手を合わせていたような気がするど。
この供養碑が建立されたのは、平成26年10月27日。マグロの町と言われているが、いただいた命を供養するところがない。ということで、福蔵寺(通称:しもでら)の住職が漁師たちに呼びかけたら、あっという間に建立の運びとなったらしい。
この龍王殿は神社なんだけども、見てくれてるのは曹洞宗のお寺なんだよね。そこんところはどういうことになっとるのか、住職にぐりっと聞かねばなりません。中には、見事な龍の睨み絵があります。中に入ってみたいってが?その場合は、Yプロジェクトにご相談ください。って、結局宣伝かい!
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