2017.07.23
チェジュ島という冒険:にぐ!にぐ!にぐ!と、引きずる味編
↑写真の撮られ方がうまいと褒められて、いい気になっとる島ヤッコ
旅先で出会った食べ物で、帰ってからも、なぜか無性にまた食べたくなるものって、
あるよの。
わいが初めてそんな経験したのは、タイさ行ったあどだな。
トンヤンクンってやつを食って、そもそもパクチー食うのも初めてだったし、
なんぢゃこりゃーっ!!!と、その時は思ったんだけども、
日本に帰ってきてから、あのなんぢゃこりゃー!って味、どんなんだったっけと
無性に食いたくなった。
引きずる味ってのは、あるね~。
チェジュではとにかく、ニグ(肉)攻撃の洗礼を受けました。
ニグは、「コギ」と言う。豚足は、手でつまんで、ひたすらしゃぶり食らう。
茹でたコギは、ミソとかニンニクを載せて、サンチュで巻いて食らう。
なんぼでも食っちまう麻薬性あり。
さすがに、これ以上はやめといた方いいべさと自制して、締めに行くと、
そこにはダメ押しで、コギが載っかっている。
あーあーあーと思いつつ、日本の豚骨ラーメンよりさっぱりスープで、
コギごとぺろっと食っちまう。あーあーあー。
コムンオルムでのトレッキングに向かう前に、お世話係のキムさん@ハンラ日報が
「おやつをどうしても食べてほしい」と言って踏ん張るので、
ほんぢゃあ食ってから行くか、となって出てきたのが、これ。
国際トレッキングイベント会場で、地元コムンの人だぢが、
物産テントを出してくれていて、食べ物や染物など魅力的なものがわんさかあった。
その飲食テントで、おやつを食う。日本の焼肉店にある冷麺的な感じだけども、
もっとさっぱりしていて、麺は太目のソーメンに近い。
して、やっぱりコギも出てきたので、食っちまう。
隣のテーブルでは、おっちゃんだぢが、まったりとマッコリ飲みながら
チヂミを食ったりしてて、かっちゃに「おめど!飲んでねんで、会場の方さ行って
盛り上げでけせじゃよ!」と怒られている。らしかった。
日本の漁師町・大間と、変わらねー。
ほいで、わいが「キング・オブ・引きずる味」に認定したのが、
これだ!
辛いけども、韓国版ブイヤベースとも言える魚介の深い味わいが絶品のラーメン。
馬乗りでヨレヨレになったあと、パンチの効いたこのラーメンで、シャキっとなった。
これ、インスタントラーメンに魚介を入れただけなんだとさ。
チェジュの食堂で出しとるラーメンは、全部、インスタントラーメンなんだって。
ほんとなんだが!!!
辛(しん)ラーメン、恐るべし。
地元のイオンみたいなスーパーに行ったら、山になって売っていた。
かなりの麻薬性ありと見た。
わいも、辛ラーメンの5個パックをゲットしたぜい!の記念写真。
え?クイーンはないのかってが?
しかだねーなー。ほんぢゃあ、認定するが!
わいが勝手に認定した「クイーン・オブ・引きずる味」は、
これだ!
トッポッギだよ!おっかさん、わがる?トッポッギ。
日本の焼肉店とかさは、あるのがなー。
この細長い餅みたいなやつを、ハサミでちょっきんちょっきんと一口サイズに切って
食うんだえ。甘辛い味付けと、モッチモチの食感が、引きずるな~。
市場の中にある、地元の女子高生に人気の店で、食べました。
この店のおばちゃんが、少女時代風・山内記者のバッグをなぜか気に入って、
売ってちょんだいと交渉してるとこ。
ブランド物のいいやつに見えたのか。帰りの飛行機の中で、
「売ってくればいがったかな」と、山内がぼそっと呟いた。
最後は、飲み物。このカクテルのようなきれいな色の飲み物は、
ななんと!お茶よ!お茶!。五味子茶(オミジャ茶)と言って、
苦味、甘味、酸味、塩味、辛味という5つの味が含まれる。
きりっと冷やして飲む。すっと体に入ると、暑さがやわらぐ感じがするから、
不思議パワーがあるねー。
売店にはティーパックが売ってると聞いてたのに、買ってこなくて、
今、最大に後悔しているー。
味ではなく、ネーミングが引きずるのが、これ。
男を勧める男・キム。
男を飲みほす女・長尾記者。
味は、男じゃないからねー。